「駄々っ子北朝鮮」と「トランプの危険な火遊び」それに隷従する安倍政権は亡国への道。

    1950年6月25日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は、ソ連の暗黙の了解を背景に、38度線を越えて南部に対する侵攻計画を発動し、6月27日にトルーマン米大統領は、議会にはかることなく宣戦を布告して、韓国を支援するよう米軍に命じた。米・ソの代理戦争の様相で戦闘の戦線は、ただちに朝鮮半島の南端へ迫り、マッカーサー率いる部隊が9月15日に仁川から上陸して北朝鮮軍を分断し、38度線まで押し返した時、中国は介入を警告したが国連軍はそれを無視して満州国境の鴨緑江へと北を追い詰めた。遂に、11月25日、中国義勇軍18万人が参戦し、12月15日までには、再び38度線へ押し返して激しい戦闘が続きながらも、戦端は38度線沿いで動かず、ソ連の参戦を回避する中で1951年7月から停戦交渉が始まり、1953年7月27日に休戦が成立した。その時の前線が事実上の南北間国境となった。南から北へ更に南へと朝鮮半島は幾度もローラーをかけるかのように破壊しつくされ、凡そ400万人もの人命が失われた。以来63年余、小国北朝鮮は国連加盟国ながら、米国を盟主とする韓国・日本との国交が不正常なまま対立が続き、北朝鮮による「瀬戸際外交」は、遂に核兵器保有や大陸間弾道弾開発へと突き進み、北東アジアの安全と安心に関する不安定性の最大の根源となっている。米・ロ・中・日・韓・北朝鮮による6ヵ国協議が暗礁に乗り上げたまま、アメリカでは、一国主義のトランプ大統領が就任し、今月初の米・中会談最中におけるシリアへのミサイル攻撃は、軍事単独行動の決断を内外に示したものである。同時に北朝鮮への標的を定めた、近海への攻撃艦隊の集結は、米軍基地を有し「核の傘」内にある韓国と日本は、逆に北朝鮮からすれば身近な反撃の標的となる。通常兵器一発が韓国か日本の原発に打ち込まれれば、おしまいである。安倍政権は「トランプの火遊び」に絶対に乗じてはならない。隷従する苦渋の選択を日本国民は選ばない。集団的自衛権の行使は、亡国の道である事を肝に銘じ、トランプに抑制を求める以外に策はない。(長崎県被爆者手帳友の会会長・井原東洋一)


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