浦上天主堂の復活祭でゲルニカに贈られる「被爆マリア」(レプリカ)の祝別式。

    浦上天主堂の被爆マリア像は、長崎原爆で破壊され猛火に遇いながら奇跡的に頭部のみが残った。焼け爛れて虚ろのような目の奥から、平和で安らかな世界への願望を諭される。被爆マリアの頭部本体は、いま浦上教会の特別聖堂に安置されているが、2010年の4月~5月にかけて、バチカン、ゲルニカ、ニューヨークに旅し、反核・平和の伝道師の役割を務められた。一方、1937年4月26日のスペイン・ゲルニカ空爆でも、爆弾で破壊された教会に、焼け爛れた被爆マリアの頭部が残されていた。2015年12月には、そのマリア像のレプリカが、カトリック信徒の皆さんに贈られ、浦上教会特別聖堂に、二つ並んで安置されている。ゲルニカ空爆80年の平和祈念式典に、ゲルニカ・ルモ市のゴローニョ市長から招かれた、高見三明カトリック長崎大司教を団長とする「ゲルニカ平和巡礼団」(一行28名)は、4月25日、26日にスペインのゲルニカ・ルモ市で開かれる式典に出席し、多彩な活動を予定しているが、返礼の意味も含めた被爆マリア像の贈呈も、主要な事業である。栄光式典社の西村勇夫会長による渾身の作「被爆マリア」は、16日の復活祭ミサにさきだち、高見三明大司教による祝別の儀式で神様の魂が込められた。17日、長崎大司教館における結団式で公開される。(ゲルニカ平和巡礼団副団長・井原東洋一) 


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