奈良世界遺産を巡る。法隆寺西院伽藍。

    柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺。~子規~。斑鳩町の名刹「法隆寺周辺」は、1400年も昔の飛鳥文化を数多く残しており、古都奈良のみならず日本を代表する歴史的遺産として、日本初の世界文化遺産に登録されている。その中核を占める法隆寺には、3,000点以上の国宝と国指定重要文化財が保有・保存されており、世界最古の木造建築「五重塔」や国宝指定仏像第1号の「百済観音像」などがある。1953年(昭和28年)、高校の修学旅行で訪れた微かな記憶があったが、昨年4月、63年ぶりに見学した遺産群の宝庫にすっかり魅せられ、丸1年ぶりに今年も訪れた。「法隆寺駅」で下車。1.5キロの道のりは、程よい散歩コースであった。昨年よりも歴史観を深めたい意図から、専用ボランティアガイド(2時間)を依頼し、説明に耳を傾けた。600メートルx300余メートルの広大な寺域を、先ずは南大門から入り西院伽藍の見学となった。聖徳太子建立の五重ノ塔の真柱直下の発掘調査結果によれば、深さ5メートルの地中から、人骨が入れられた小さなガラス瓶がデザインされた金管で被われ、さらにその外側は同じようにデザインされた銀管で被い、土器のなかに厳重に保管された遺物が発見され、これこそ聖徳太子の遺骨だとされている。まさに西院伽藍内部は国宝、重文のみの博物館であった。(井原東洋一) 


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